hakoのブログ

訳あって実家暮らし。何かと暴走ぎみの父との日々。

離れたい

自己破産後の父は
プライドが高いからかわかりませんが
その後20年以上仕事やアルバイト
家事も全くせずに家で過ごしました。


父より10歳年下の専業主婦だった母は

フルタイムのパートをし、
家事と家計を支えていました。


私はというと
自己破産前に父が会社のために

私のクレジットカードローンを使ったので

その返済と自分の学費ローンの返済、
それと月5万円を家に入れていたので、
毎月給料の3分の2くらいが消えていきました。



30代半ばになり、ようやく私の返済もなくなり、
一人暮らしがしたいと思うようになりました。
父から離れたかったのです。


何故なら私が働いているせいか、

私がどうにかしてくれると

完全に思っているようで苦しくなりました。
その頃はまだ結婚もしたいと思っていたので
両親に将来のことを真剣に考えてほしくなり
離れようと思ったのです。

はじまり

私が高校生だった頃、
小さな不動産会社の部長職だった父が

会社を辞め独立しました。



独立後まもなくして父は60歳を手前に定期借地権住宅という家を購入しました。



そして65歳を前に経営が立ち行かず自己破産。
ある日仕事から帰ると父が私に
「自己破産したので今から一緒に銀行に行ってほしい」と言いました。
住宅ローンは自分の年金から払っていけるから
銀行に「私が払います」とだけ言ってほしいと。



当時まだ20代の私は父を信用していましたし、
家族のためだと信じていましたので
何も聞かず引き受けました。



突然の自己破産の話を聞いて30分後には銀行に到着しました。
担当の方は自己破産した本人が来ることがとても珍しいと話しました。
今思えば我が子を連れてこの子に払わせると言う親もいないことと思います。



私が住宅ローンの支払い者となり
帰り道、父は清々しい顔をしていました。

なぜの連続

発達障害なのではと感じた
父の特徴です

  • 忘れっぽい、今話したこともすぐに忘れてしまう
  • 物をなくす
  • 注意散漫で転倒し、よく怪我をする。
  • ほしいと思うものや気に入ると衝動を抑えられない、抑えにくい
  • 思いついたら行動せずにいられない
  • 過集中する
  • すぐに激高し感情の抑制がきかない
  • 人の話が聞けない、相手の話を遮って話し始めてしまう
  • コミュニケーションをとることは好きだけど、人の感情を読むのが苦手
  • 家族に無関心



上記の事柄が母と私の感じるところです。
日々言動や行動に振り回されることが多く、


「なぜ?」「どうして?」の連続でした。
発達障害にも色々とあるようで
これがどういったカテゴリーに入るのか
そもそも発達障害なのか、
やはり専門家の診断を受けないとわからないのですが、
高齢なこともあり見守ることくらいかなと
思っています。