認知症の父の治療で
往復4時間かけて大学病院へ行ってきました。
今年で4年目です。
採血と認知機能検査を受けました。
認知機能検査は口頭で質問する形式と
タブレットを使用した検査の2種類です。
口頭で答える方は去年から1点だけ下がりましたが、
タブレットを使った方は
先生が「これ難しいんですけどね、なかなかの良い点数です」とのこと。
は?
びっくりしすぎて思わず先生に質問。
「デイケアの出発時間になって伝えても
1分後には忘れてテレビ観たりしているので、
この点数と普段の父との落差が激しすぎるんですけど...」
先生「記憶ということだけを切り取るとそう感じるとは思うのですが、
日常生活の中でどういったことができるかという
総合的な所を見るような検査なんですね」
新しい記憶は全く頭に入っていかないけど
確かに父にゴミを出してとか
庭の木の葉っぱが落ちているので掃いといてと言うと
ある程度きちんとこなしているので
先生の説明に妙に納得してしまった。
それからはちょっとしたことも
父に手伝わせるようにして
よしこれはまだできるな等と観察している。
余談
担当の先生は貴公子のようにシュっとしている。
(私のような汚い関西弁でなく綺麗な標準語)
なのでパソコンを入力している間ついまじまじと観察してしまう。
「肌も白くシミも無く綺麗や~
涼しげな切れ長の目をしてる
家とか車でクラッシック聴いてそう」
そんなことを考え気を抜いてると
急にバッ!と振り返るので目が泳ぐのでした。