hakoのブログ

訳あって実家暮らし。何かと暴走ぎみの父との日々。

返済

月約14万円の住宅ローンや土地代等をどのように返すか…
父の年金が住宅ローンでほぼ消え、
父貯金0円。
私の月収20万。



もし両親が入院したり介護が必要になれば、
生活ができなくなりますし、
金銭的に特養に入れたりもできず、
在宅介護になりそう
でも私が働かないと……




母と相談し私の貯金で
8月に大幅に繰り上げ返済をしました。
住宅ローンの残金1000万から360万へ。



その後もちょこちょこと私が返済して、
今は残金290万に。
返済期間も令和13年から令和6年まで短縮できました。




私の貯蓄も一時20万になりましたが、
この冬のボーナスは自分への貯蓄にまわし
50万円になりました。
ほんの少しほっ。。。

住宅ローン

父から離れたくて30代後半になり
初めて念願の一人暮らしをしました。


一人暮らしは正直とても楽しかった。
地味な生活ではありましたが、
仕事から帰って誰もいない家に帰ると
不思議と心の底からほっとするのです。


けれどそんな生活もあることをきっかけに終わります。
ある日実家に帰ると、
両親がたまたま住宅ローンの話をしており
どうやら父は80歳になったら住宅ローンの支払いが
すべてなくなると思いこんでいたようなのです。

父も母もそれを笑いながら話していました。
とても嫌な予感がし…さらに詳しく聞くと
94歳まで住宅ローンを組んでいたことを知りました。
しかも年金は住宅ローンでほぼ消えており、
父の貯金はずっと0円。




家計はずっと父が握っており
プライドが高くすぐに激高するため
今まで聞きづらく踏み込まずにいたことをとても後悔しました。
あまりにずさんで無謀な返済計画に衝撃を受けました。
しかも定期借地権住宅ということもあり家が売れない、
私が75歳になったら解体し更地にして
出ていかなければならない。



不動産関係で働いていたのになぜ?
父には人生設計というものが全くないのだろうか
老後母と二人どうやって生活していくつもりだったのだろう

私にそれだけの負債を負わせて平気なの?
どう考えてもまともじゃない…
父がおかしいことになぜもっと早く気づかなかったのだろう…
なぜ、なぜ、なぜ……



私は結婚したい、子供を持ちたいと思うことを完全にあきらめ
実家に戻ることにしました。



今思えば、発達障害の症状に
ほしいと思ったものがあると
飛びついてしまうということがあるらしく、
父もそうだったのではと思います。
父に悲壮感はなく、むしろ能天気でさえあります。
そして今は住宅ローンがあることも忘れています。

犬の散歩

父は365日家にずっといる生活ですが、
家事をすることはありません。
母と私が生活に疲弊していても
全く関心がないようで
晩酌をしてテレビを観て笑う日々です。



ある日、私が残業続きだった時
夜帰宅後に父に「犬の散歩行ってくれた?」と聞くと
「行ってへん。」と言います。
「いつから?」と聞くと
「ずっと」と言います。
おそらく私が最後に行った時からなので
5日間は散歩に行っていないことになります。



「5日間も行ってないことになるよ、
 (犬に)ストレスが溜まってしまう」と言うと
「はっ!何が犬にストレスや!!」と言います。



私は無言で晩ごはんを食べ、
22時過ぎに犬の散歩に行くことにしました。
玄関で首輪をつけて準備をしていると父が来て
犬に向かって「散歩に行くんか!良かったなぁ!」と無邪気に言います。



母が一日立ち仕事をしていて
膝が痛いと言うと大爆笑したり、
夜中に母が暗闇で転倒し
大きな物音がしても無視したりと
家族に対して異様なほど無関心なのも
やはり発達障害?なのかなと思うのです。



次第に私は父に対して
家族として期待することが少なくなっていきました。