韓国ドラマ「一度行ってきました」を観終えました。
大好きなドラマです。

昔から不思議と大家族ものの
ドラマやドキュメントが好きです。
家族愛や親の愛情というものを
心が求めているのかもしれません。

誰かが言った「人生とは変化するもの」
学校を卒業して就職をして
誰かと出逢って結婚して
子供が生まれ育て
子供が成長し結婚して孫が生まれて。
人生にいくつかの区切りが訪れる。
そして様々な経験を得て成長していく。

私はというと
学校を卒業して就職をして
そこでずっと立ち止まったままです。
皆が自分の人生のスタートをきったとしたら、
私はスタート地点で足が埋もれて
皆の背中を後ろからずっと見て
その背中もどんどん遠くに行ってしまう、
そんな気持ちがいつもしていました。
私にもこれから何か区切りが来るとすれば
それは両親との別れでしょう。

「あなたにとって人生とは何ですか」と聞かれたら
すぐに「孤独」と答えます。
このどこからともなく湧き出てくる孤独や
自分が人と比べ欠落した人間であるという意識から
解放される日はたぶん無いとは思いますが
誰にも迷惑をかけず自分の人生を全うするために
一生懸命に働く、それだけです。