hakoのブログ

訳あって実家暮らし。何かと暴走ぎみの父との日々。

意欲

認知症の症状を調べると
意欲低下がみられるとよく書いていますが、
うちの父にかぎってはむしろ反対で
発達障害のせいかなと思うのですが
未だに一人で突っ走って行動します。


最近困っているのは、
自治会に参加することです。
ただ参加するだけなら全然良いのですが、
「帽子をかぶったままの人がいたから注意してやった」
などと意気揚々と話したり、
一度は顔面蒼白で帰ってきて眠れなかったことがあり、
母と私が想像するにいつもの感情をコントロールできずに
大勢の前でブチギレたのではと心配したり。
そういったトラブルも完全に忘れてまた行ったり...。


そして今一番頭を悩ませているのは
ある資格の更新手続きのことです。
知人に頼まれて更新するらしいのですが、
特に報酬をもらっている訳でもないのに
格好つけたかったのか受講料もこちらで一部負担すると。


父の貯金がほとんど無いことや
83歳と高齢で認知症もあるので受講に行くのが困難だと
本人に話しても、父は激怒するばかり。


結局家族の心配は無視して強行するのですが、
まず受講料の振込みを母に頼んだり
(ATMの操作ができないのだと思います)
申込書も不備が多く何度も返送されてきます。
写真の大きさが合わず何度も撮りに行ったり
切手も貼り忘れて相手先が負担してくださったり
最後にはもうこれは無理だと思われたのか、
事務局の方の字で色々訂正されて受理されていました。
(書類関係は家族の助けを一切借りたくないようです)


そういったことが重なっても
自信だけは全く消えないようで
当日片道1時間かけて一人で会場行けると言っていますが、
たぶん無理だろうと思います。
一応その日は一日有給を取っていて
前日に一緒に行く旨を伝えようかなと思っていますが、
拒絶したら尾行するしかないのかなと思っています。
意欲があることは本来なら良いことだけど
父に関してだけは悩ましい...((+_+))