hakoのブログ

訳あって実家暮らし。何かと暴走ぎみの父との日々。

進行

父が84歳の誕生日を迎えました。


最近は認知症が進み、易怒傾向にあります。
元々の性格がキレやすいのですが輪をかけて。
例えば父はお酒を飲むと足が痛くなるので
「今日は(お酒)をやめたら?」と言うと
それが我慢できないくらい腹が立つようです。
(母はうつ病の薬を服用中のため飲酒を控えており
私も父母が飲みたくならないように一緒に我慢してます)


他には私が出かける用事があって
一人で先に昼ご飯を食べていると
それがもう許せない。


プライドから母に対する反発心も強く
「いちいちうるさいな!」と大声で怒鳴ったり、
ドアや壁を叩いたり、テレビのリモコンを投げたりします。
ご飯を切り上げて怒って出ていく時は、
わざわざ観ているテレビも暖房も消して
部屋から出ていきます。



もともと父は年の離れた末っ子で
甘やかされて育ったようで
自分が輪の中心にいたいのと
自分を優先してほしいという気持ちが
特に強いように思いますが、
認知症になってそれがもっと顕著になったように感じます。
最近は「わしには何も楽しみがない!」と言ったり、
自分はのけ者にされていると思っているようです。



母は72歳まで働き詰めでしたので
今までの時間を取り戻すように
ショッピングしたりカフェに行ったり
女同士の時間を楽しみたいと思うのですが、
父の機嫌が悪くなるので全くできず
スーパーの買い出しに出るのが精いっぱいです。


母も私も父のために
認知症になる以前から
あらゆることをしてきた
せざるを得なかったことが沢山あります。
そして今も日々快適に暮らせるように
色んなことを整えているつもりです。
ですが今こうして自分のプライドから
キレる父に対して
優しくしたいという気持ちが沸いてこないのです。

祖父

先日、開眼法要が無事に終わりました。
結局一度も九州に行くこともなく、
遺骨も宅配便で新しいお墓に送ってもらいました。
すべてが電話とメールを駆使して
(その都度写真を送ってもらったり)
担当の方とも一度も顔を合わすことなく終わりました。
便利なような有難いような、でもどこか現実感がないような、
不思議な気分です。


母にとって祖父母や伯母は
(嫁いでから)優しくしてもらった記憶ばかりで
何一つ不満がなく感謝の気持ちでいっぱいだと言います。
なのでずっと九州のお墓のことが気になっていたのだと思います。



祖父は私が生まれる前に亡くなりました。
警察官で生真面目な性格で、
人からの贈り物などを頑なに受け取らなかったそうです。
祖母はもう少し器用に立ち回ったら出世できたのにと
言っていたそうですが、
私はそのような祖父を誇りに思います。


母がそんな祖父の思い出を話してくれました。
姉が生まれて帰省した時
家族で海水浴に出かけて帰ると、
留守中に祖父が姉の汚れた布おむつを
すべて手洗いして干してくれていたそうです。
きっと初孫に何かしてあげたかったのだと思います。
母に対しても労いや感謝の気持ちがあったのかもしれません。
この話を聞くと静かで優しい祖父の大きな愛情を感じ
心がじーんとします。



さて我が父はというと
私と姉がまだ幼い頃、
父が社員旅行でアメリカから帰ってくる日に
壁に「おかえりなさい」の飾りつけをして出迎えたら、
「なんやこれは!」と言ってビリビリと速攻はずしました。


祖父が私のお父さんだったらなぁと
大人になった今でも時々思ったりします。

伊勢志摩旅行 3日目

9:15
ホテルをチェックアウト
  ↓ 徒歩


9:30
エスパーニャクルーズまわりゃんせ使用)
約50分の遊覧観光

快晴で海が豊かでなんと美しい。




戻って来て時間が余っていたので
近くのホテル宝生苑でお土産を買いに行きました。
めちゃくちゃ手入れが行き届いた豪華なホテル、
いつか両親を連れて来るぞ!と決意。



11:15
海上タクシーEntrada(エントラーダ)賢島に乗ります。
地中海村の入村料込みで往復3100円
 ↓ 約10分


地中海村に到着













12:00

レストラン アスールでランチ


ビュッフェスタイルで3080円です。




14:00
海上タクシーで賢島に戻ります。
帰りの電車がギリギリだとお伝えしたところ
早めに出発してくださってとても親切な対応でした。


海がほんとに綺麗で出発までオバサン二人

桟橋で這いつくばって魚を見てしまいました。

景色の写真もどれも全く加工してなくて

そのままの色、見たまんまなのです。



14:20
特急伊勢志摩ライナーで京都へ

電車のことはよくわからないけど

ホームがカラフルなことになっていたので写真を。



しまかぜ?も2つ?(よくわからない!)


ということで怒涛の3日間が終了です。

基本的にツアーよりも自力移動が好きなので

大変ではありましたが、

とても思い出深い旅となりました。


自力の方が好きな理由としては

街にとけこみたい!

(もしこの街に生まれてたらと妄想したりします)

地図や路線を調べながらの方が

よりその街を知り愛着が持てること、

人に尋ねながら行くと地元の人と会話ができる、

なのでいつまでも記憶に強く残るからです。


今回の反省点としては田舎なので

電車の本数がとても少ないことでした。

友達が色々と調べ上げてくれたので大丈夫でしたが

一人だったら全部の目的をこなせなかったかもと

反省です。

何事も下調べが大事。


さて次の旅はどこに行こうかな〜。