hakoのブログ

訳あって実家暮らし。何かと暴走ぎみの父との日々。

運転免許

最近高齢者の運転が問題になっていますが、
父も78歳まで運転していました。



車も私のもので、保険料・車検代も
私がすべて支払っていました。
家族が運転をやめてと言ってもやめてくれず、
交通量の多い土地柄ですから
毎日不安でした。
足腰は普通の人よりしっかりしているのに
500メートル先のスーパーも車で行っていました。



しだいに細いT字路などは
ブレーキを踏まずに曲がったりするようになり
「もし誰かを轢いてしまったらどうするの?」
と言っても失笑しながらそんなことする訳がないと言います。



事故を起こせば、見逃した家族も同罪。
保険には入っているけど金銭的負担も大きい。
周りの同僚や友人に親のことを聞くと
大抵免許返納したり車を売ったりしているようで
同じように悩んでいる人は誰一人いないのです。
どうして父は私の人生にいつも苦痛しかくれないのだろう。

父性とはなんだろう。

私は毎日毎日悩んでいました。



最終的には話すのも嫌になり
私が部屋に引きこもりがちになり、
母が運転免許を返納することが
娘に愛情をみせることだと父を説得して終結しました。



ですが今でも父は
私と母がタッグを組んで免許を返納させたと
恨みを持っているようです。


かと思えば、
テレビで高齢者の事故のニュースを観ると、
「こんなやつ無期懲役や!」と言っています・・・