hakoのブログ

訳あって実家暮らし。何かと暴走ぎみの父との日々。

駐車

父が発達障害かもしれない
そう思う出来事の一つをお話します。


父は車の駐車に物凄くこだわりがあり、
気に入らないと停め直さないといられない性格です。
その昔嫁いだ姉が久しぶりに
四駆の大きな車で帰省してきた時のことです。


姉が車を駐車し、私のバイクを車の前に停めて、
家の中で雑談をしていると
外からバイクの警告音が鳴り響きました。


慌てて外に出ると姉の車の前で私のバイクが倒れていました。
運転席には父が乗っていて、
私がバイクを退けるのじっと待っています。
雨の中、一人でバイクを起こし車の前から退けると
父は車を前進させて停め直しました。


そして車から降りてきて
「やっぱり(車体が)長いから無理やな(車庫に入りきらない)!」
とだけ言ってさっさと家の中に入っていきました。


色々と言いたい気持ちはありましたが、
それを言ってもただ激高するだけで
余計に嫌な気持ちになることが予想されたので
その日は何も言わず・・・。


次の日、バイクのブレーキレバーが曲がっていたので修理しに行き、
父に「ブレーキレバー曲がってたから修理した」と言うと
「あっそっ」とだけ返事がきました。


注意散漫であること、
一つのことに集中しすぎて周りが見えないこと、
他人の気持ちに無関心であること、
そういったことが一度に現れた出来事だなと思ったりします。
あくまでも素人が感じたことなのですが。

父とわたし

父は発達障害?
81歳の父親を最近になってネットなどで
調べるうちにそう思うようになりました。


思い起こせば私が生まれた日…
看護師さんから「男の人がいてもあまりできるがない」と聞くと、
「そうでっか!ほな帰りますわ!」と言って、
早々に家に帰ってしまった父。


母は一人で出産をし「主人は?」と看護師さんに聞くと、
家に帰ったと言われました。
もちろん生まれたての私の顔も見ることもなく…


小さな頃から父のことは
せっかちですぐに激高する人と感じていましたし、
父性というものを父から感じることがありませんでした。
そんな父との暮らしの中で私の人生も大きく影響を受けてしまい、
40代実家暮らし、現在の貯金20万円となってしまいました。


父に対する憤りや辛い気持ちが
長年雪のようにしんしんと心に降り積り、
そっと誰かに話してみたくなりました。


発達障害では?と感じたことも含めて
少しずつこれから話していきたいと思います。